フォトスティッチについて
フォトスティッチとは「写真刺繍」とも呼ばれ、油絵のようにいろいろな色の糸を縫い重ね、写真の様な作品を作り上げていく比較的新しい分野の刺繍アートです。
当店のフォトスティッチは、刺繍にしたい写真をデータ化し、ミシンで縫い上げていくミシン刺繍となります。ただし、絵画や写真と違い、50種程度の限られた色糸で表現するため、出来栄えは作者のセンスや技術に大きく影響されます。
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A4サイズの作品でも20万針近くを打ちますので、10時間以上縫い続けることになります。それに加えて下糸の処理やミシンのメンテナンスなどもあるので実際は一つの作品に1週間から1か月程度要するのが一般的です。
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![](https://jing.cafe/wp-content/uploads/2021/12/attachment01-1024x768.jpg)
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刺繍用の糸を使用しているため光沢があり、重ね縫いによって表現される作品は、見る角度や光の当たり方によってさまざまな表情を見せてくれます。
残念ながらこのフォトスティッチは新しい分野のため、まだまだ知名度が低いアートです。この「刺繍の絵画」とも呼べるフォトスティッチが世の中に広く知られるようになって欲しい、それが店主の願いです。